家を建てる為の資金の貯めかた

住宅資金を貯めるにはもちろん長期戦。ですが、最初から計画を立てなければ
なかなか貯まりません。そこで、住宅資金の貯め方を伝授します。
では、何を貯めればいいのか？一括で買えるのならばそれに超したことはないですが
大半の方はローンを組むと思います。しかし、ローン額を多くしてしまうとその後の生活
が大変で、家計を圧迫するし、教育資金や老後資金が貯まらなくなり、長期に渡って
生活苦から開放されません。たしかに、景気の動向で金利も気になりますが
それだけにこだわると最悪折角建てた家を手放さなければいけなくなります。
そうならない為にも先に自己資金をしっかり貯めなければいけません。
自己資金とは頭金と住居建設に関わる諸費用の事です。
で、その頭金ですが多ければいいのですが、目安としては物件価格の最低２割を
用意してください。
諸費用は物件引渡しまでの各種手続きで現金が必要となるからです。目安は
物件価格の１割と考えてください。
つまり、自己資金は物件価格の約３割を事前に用意することが大切です。
そこをクリアーしてしまえば入居後安心して暮らせますよ。
上記を理解したら、次にいくら位でいつ購入したいかをしっかり決めてください。
そしたら次の数式に数字を当てはめ計算して下さい。
（物件価格×３０％−現在の住宅準備金）÷購入までの年数＝年間貯蓄目標額
これから貯めるお金は安全確実の積立や定期性の預貯金、勤務先に財形貯蓄制度が
あるのならばそれでも構いません。とにかく、簡単に使えなくするようにして下さい。
年間貯蓄目標額が決まった所でその金額に無理があるか無いか判断して下さい。
もし、厳しいと思われるようでしたら、物件価格を見直すとか購入時期を見直すなど
して下さい。決して無茶はしないで下さい。ただし、今一度家計を見直して何とかなる
位なら何とかして下さい。
あくまでも年間貯蓄目標額は必ず毎年同じ価格にしなくても、２年後には奥さんが
勤めに行けるなど未来に収入増が見込めるようでしたらその辺も考慮して計画を
立てて下さい。

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